10年先も患者様の人生に寄り添える「美容の町医者」を目指して。TIAM CLINIC GINZA院長 谷口弘樹氏の信念

2026.03.11 医療・福祉

  • 法人名:TIAM CLINIC GINZA
  • 代 表:院長 谷口 弘樹
  • 業 種:美容クリニック

小顔脂肪吸引に定評があり、10年後を見据えた自然な仕上がりと黄金比を追求する独自の美学を掲げる銀座の美容クリニック、TIAM CLINIC GINZA(以下、TIAM CLINIC)。

「一見華やかな美容外科の世界で、私はあえて『町医者』でありたい。患者様一人ひとりに寄り添いたい。そう思うのです」

院長の谷口弘樹氏は、そう穏やかに語る。愛犬の出産と子犬の死が起点となり、医療の道を志すことになったという谷口氏。当初は小児科医療を目指し、麻酔科医としても働いていた彼が、なぜ美容医療の道を選んだのか。その背景には、勤務医時代に美容医療を通じて人生が変わった患者の方々を見てきた経験があった。

TIAM CLINICでは、痛みや腫れを最小限に抑えた質の高い施術の提供に加え、院内での丁寧なカウンセリングや365日対応のアフターケアも徹底されている。そのため、Googleの口コミ評価も4.8と非常に高く(2026年3月時点)リピートや紹介が絶えない。その質の高さを支えるサービスへの信念や美容医療への思い、そして今後の展望について語っていただいた。

愛犬の出産から学んだ命の儚さ。医療を志し、美容外科の道へ

──医療の道を志すことになった谷口様の原体験について教えてください。
高校1年生の時に、飼っていた愛犬の出産に立ち会ったのがきっかけでした。生まれた6匹の中に、見るからに体格が小さく、弱々しい子犬が2匹いました。数日様子を見ているうちに、2匹はどんどん衰弱していき、動物病院に連れて行くことになりました。結果、1匹は持ち直したのですが、もう1匹はそのまま命を落としてしまいました。

もし私に知識があれば、2匹をどちらも救うことができたかもしれません。その時に私は、知識があるかどうかが命の境目になる世界を実感しました。「もし自分の家族や大切な人の命が危機に瀕した時、自分の手で助けられるようになりたい」そんな思いから、医療の道を目指すことを決めました。

──当初は、どの診療科を志望されていたのでしょうか。
最初に関心を持っていたのは、小児科でした。ただ、福井大学医学部を卒業後、静岡県の病院で研修を行い、複数科を回る中で、自分が本当に心からやりがいを感じられる分野を模索していました。

美容外科でのアルバイトをしていた際に、たった10分のオペで、患者様の表情が変わり、人生そのものが前向きになる姿を見ました。現代の医療は、高齢者医療が中心になりがちです。反面、美容医療は、比較的若い世代の方々の「もっと輝きたい」「自信を持ちたい」という思いを応援できる領域です。命を守る医療と同じように、人生を前向きにする医療も重要なのだと、その時に実感しました。

外見の変化によって、うつむいていた人が顔を上げ、再び笑えるようになる。その変化を目の前で見たとき、美容医療に取り組みたいと思ったのです。

施術の痛みも不安も最小限に。患者様に寄り添う5か条の原点

──TIAM CLINICでは、5か条のこだわり・強みとして掲げておられますが、その背景にはどのような経緯があったのでしょうか。
勤務医経験を経て開業を決断した際、私は「自分の大切な人を紹介したくなるような『良いクリニック』にしたい」と思いました。クリニック名として名付けたティアム(TIAM)にも、そんな思いを込めました。

TIAMは、「初めて出会った時の、目の輝き」という意味を持つペルシア語です。新たな自分に出会い目を輝かせる一瞬、そして他人からその方を見た時の一瞬の輝きをつくれるようなクリニックにしたい。そのためにも、施術のみならず、クリニック全体の品質を高めたいと考えました。

美容外科を志す以上、自分も施術を体験してみる必要があると思い、私自身も勤務医時代に二重埋没法(メスを使わず医療用極細糸で上まぶたを留めて二重を作る施術)やシミ取りの施術を別のクリニックで受けたことがあります。その時に、患者様の立場になって感じた不快感を自分のクリニックでは繰り返さないようにしたい。そうして生まれたのが、TIAM CLINICの5か条です。

患者様の立場になってみると、例えば施術時の声かけ一つとっても、事務的で配慮が感じられない対応だと苦しいものです。また、施術時の痛みは不快ですし、施術後に気になることがあったらすぐにでも問い合わせたいと感じます。

私は勤務医時代に麻酔科標榜医の資格を取得しているため、痛みや腫れを最小限に抑える施術をもともと得意としています。加えて、患者様が施術前後で気軽に相談しやすいように、スタッフへの教育にも力を入れています。

──開業から今日に至るまでで、特に苦労された点などあれば教えてください。
開業当初が一番大変でした。スタッフがなかなか定着せず、「友人家族ぐるみで通っていただき、来ていただいた方全員が来て良かったと言っていただける、町医者のようなクリニック」という理念の浸透にも時間がかかりました。

そこで始めた取り組みが、日々のシェアタイムです。朝のミーティングでは「最近よかったこと」や「今日どう行動していくか」を互いに共有し合う時間を設け、退勤時には自分や仲間の良かった点を伝え合うようにしました。

こうした取り組みから、少しずつ理念が伝わっていき、現在のTIAM CLINICが出来上がっていきました。スタッフ同士の仲もよく、患者様をいつでも笑顔でお出迎えする温かな雰囲気を保てていると思います。

「美容の町医者」として、10年先まで見据えた施術を提案

──他の美容外科クリニックと比べて、TIAM CLINICの一番の強みはどこだとお考えですか。
患者様と10年先、20年先までお付き合いしていきたいという思いから、患者様の生活と未来を見据えてサービスを提供している点だと思います。麻酔科医としての経験を活かし、全施術を局所麻酔だけではなく、静脈麻酔に対応できるようにしているのは、単に痛みを減らすためではありません。不安を抱えたまま施術台に上がる時間そのものを、できるだけ短くしたいのです。

痛みやダウンタイムを最小限に抑え、黄金比を考えたデザインにミリ単位でこだわることで10年先も美しい「その人らしさ」を引き出すのが私たちの仕事です。だからこそ、切開などの不可逆な施術は極力提案せず、侵襲性の低い手法を推奨しています。

残念ながら、他院で切開を受けた後、トラブルが発生し、修復が困難になった状態で、当院へと相談に来られる患者様が後を絶ちません。二重埋没法など、切開をしなくても美しさを手に入れられる手法はあります。実際、当院への相談事例の中には、本来なら切開をしなくても問題なかったと見られるケースが多く、一医療者として悔しい思いをすることもしばしばです。

美容医療は人生に長く影響します。だからこそ、何かあった時に患者様が後戻りできる選択肢を大切にしたいのです。

──アフターフォローを365日対応されている背景にも、そういった思いがおありのように思いました。
年末年始やお盆といった期間は、ほとんどのクリニックが営業していないため、患者様からの急な問い合わせにも対応できないケースがほとんどです。しかしながら、急なトラブル時こそ、初動の早さが重要です。だからこそ、当院ではいつでも問い合わせ可能な公式LINEを設け、スタッフが一つひとつ確認しながら365日相談が可能なLINE・電話・診察を行っております。

過去に、まぶたがひどい腫れ方をした患者様が、年末、当院に相談を下さったことがありました。恐らく他院には連絡がつかず、最後の砦としてTIAM CLINICを見つけてくださったのだと思います。最終的には痕がほとんど残らない状態にまで修復できましたが、もし異変が起きた段階でカルテを確認しながら対応できていたなら、よりスムーズな処置ができていたことは疑いようがありません。

多くの美容クリニックがSNSでの発信や広告宣伝に注力し、華々しいコピーや症例写真で集客をしていますが、本来、力を入れるべきポイントは違うと私は感じます。「小顔になりたい」「肌をきれいにしたい」そんな一人ひとりの思いに寄り添い、その方の骨格や肌質に合った、最も安全で効果的な方法を選択し、アフターフォローまでしっかりと向き合う。それが本来だと思いますし、TIAM CLINICではその姿勢を今後も貫いていきます。

美容外科に関する情報が世の中には溢れすぎていて、「何をどう選べばいいのか」多くの患者様が混乱されています。当院ではカウンセリングは無料ですし、正直に必要なことだけをお伝えするようにしています。迷われたらぜひ、一度相談に来て頂けたらうれしいです。

目の前の患者様の幸せと向き合い、自らの「器」を磨き続ける

──今後の展望をお聞かせください。
当院は、開業当初と変わらず、10年、20年後も通える「美容の町医者」のような存在でありたい。そして、手の届く限り、目の前の人を幸せにし続けたい。それが、全てです。

銀座の街を歩けば、大抵の場合、当院の患者様に出会います。そして、彼ら彼女らに「いつもありがとう」という言葉を頂けることが、とても幸せなことだと感じています。人としても、目の前にある幸せにきちんと気づけて、大切に出来る人間であり続けたいですね。

そのためにも、院の拡大は考えていないにせよ、TIAM CLINICの事業をより成長させていけるように、自分自身の経営者としての器もより広げていく必要があると感じています。患者様をさらに輝かせることができるように、施術の腕だけではなく、言葉選びや在り方の部分も磨いていきたいと思います。

──最後に、読者へのメッセ-ジをお願いします。
美容医療は、外見の変化に留まらず、内面をも輝かせるものだと私は考えています。「どんな美人にも毛穴がある」という言葉がありますが、その人の良い面を見るのか、欠点を見るのか。捉え方によって、美しさの見え方は変わるものです。

だからこそ、私たちは患者様一人ひとりの良さを見出し、その目の輝きをさらに引き出したいのです。そして、鏡を見るたびに、少しだけ前向きになれる。そんな日々を手にして頂けたらと思います。美容医療を通じて、皆様の人生をより良い方向に変えていくお手伝いができれば幸いです

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企業Profile

谷口 弘樹
TIAM CLINIC GINZA院長。
HP: https://tiamclinic.com/

幼少期の愛犬との別れから「大切な人を守るための知識」を求め医学を志し、福井大学医学部へ進学。藤枝市立総合病院、浜松医科大学附属病院 麻酔科、静岡県立総合病院機構、某大手美容外科を経て、都内大手美容外科 主任、銀座美容外科 分院長を経て、2022年にTIAM CLINIC GINZAを開院。単なる外見の変容に留まらず、術後の人生まで見据えた「美容の町医者」としての在り方を提唱している。麻酔科標榜医の専門的な知見を活かし、腫れや痛みが極小の施術に定評がある。患者の10年後を考えた医療姿勢への評価が高く、圧倒的な紹介率とリピート率を誇る。

LIVE Doctor ご紹介

谷口先生は、華やかな美容外科の中でも、患者様の人生に寄り添い「町医者のように身近な存在でありたい」という志を持った稀有なドクターです。命の儚さを痛感した少年時代の原体験を軸に、美容医療を通じて、患者様の人生を前向きに照らす使命に情熱を燃やす谷口先生。「患者様とは10年後も付き合っていきたい」と語るその眼差しは、単なる見た目の美しさに留まらず、内面の美しさをより輝かせる美容医療の在り方へと注がれています。
麻酔科標榜医としての専門性を背景とした「痛ませない・腫れさせない」技術、そして休診日を設けない徹底したアフターフォロー。それらはすべて、かつて自身が美容医療の施術を受けた際に感じた不安を患者様に味わわせたくないという純粋な誠実さの裏返しです。目の前の一人ひとりに徹底して寄り添い、共に歩もうとするその姿勢は、美容医療の枠を超え、まさに「人生の伴走者」といえるでしょう。